CECIL

 いろいろ注目したい人たちはたくさんいるんですけど(音楽に限らず)、刺激は受けるけれども、自分は何もできていないような気がして、最近は控えていました。  今回、注目したいアーティストは『CECIL』という集団。ある方面ではそれなりに有名だし、今更と言われるかもしれませんが。私事で、3月になって少し精神的に回復して(そもそも2月があまりにも沈みすぎた)、そんな矢先に聴いた曲が彼らの曲だったわけです。なんとなく「キテル」んです。理由なんてありません。昔の自分だと「なぁなぁとして嫌い」だと言っていたかもしれませんが。自然と流していても違和感がないような、良い意味で無難なのです。  私は長期的精神的流れを「concept」と称していますが、その流れが彼らの音楽となんとなく合っているようなのです。現在は「cafe」から「walk」へ移行している最中なのですが、ちょうどどちらの要素も持ち合わせている音楽だと思っています。いわゆる、癒されるしポジティブにもなれる。  加えて注目すべき事はカンバラクニエが中核メンバーとして参加していること。彼女はイラストレイターとしてかなり有名。あの「orange pekoe」のアルバムジャケットを描いた人でもあります。いろんなところで人はつながっているんだなぁと思いつつ。 CECIL HP:http://www.berry-records.com/CB/Frames.html