「ムスコ」と「ムスメ」
お盆休みの半分以上は姪と甥の遊び相手になっていたような気がします。 さて、息子と娘の語源なんですが 結構、明快だったので載せておきます。 「ムスコ」と「ムスメ」の共通点は「ムス」で、違うのは語尾です。 じゃぁ、「ムス」って何ぞやってなると、読みの通りで 「結び(ムスヒ)」とか「生す(ムス)」という意味合いになってきます。
もっというと、ムスビ(ヒ)は「ムス(生す)+ヒ(霊)」=産霊が語源で セクシャルな意味でのムスビが「結び」になって、 「結婚」だとか「実を結ぶ」と進化していきます。 夫婦から産まれた子供は、まさに「ムスヒ」の結果であって その「ムスヒ」に、性別を表わす「コ」と「メ」が付く事で 「ムスヒコ」 「ムスヒメ」 となります。 実はこれが「ヒコ」と「ヒメ」の語源でもあります。 あまり知られていませんが、「姫」の反義語は「彦」です。 王子様じゃありません。 そして「ムスヒコ」と「ムスヒメ」の「ヒ」が省略されて 「ムスコ」と「ムスメ」になりました。 ちなみに、「ヒト」の「ヒ」は同じ霊という意味で 「ト」は処という意味なんだそうです。