生誕100年記念 ダリ回顧展

久々に美術を見た気がする。。。 ピカソもそうだけど、奇想天外な絵を描く人だけどちゃんとした絵が描けるのです。この人も。 というか、10代の頃の作品が上手すぎです。 20代くらいから、試行錯誤をし始めてる感じがして、あまり好きな感じがしません。 晩年になってくると、何をやろうとしているのか明確になってきてたので私は好きでした。 時代時代の背景が色濃く反映されているみたいで、青年期の頃の作品には、思想やら、特に宗教やフロイトからの引用やらがあるそうですが、その辺りのたぐいはあまり好みではなくて、というのも、観る側がそれらを前提として理解していなければならないからです。(私の勉強不足ですが) 晩年になってくると、物理的なことや自然科学のモチーフ(当時としては新しかったであろう知識など)が引用されていて、この点に関しては「なるほどね」と関心する一方で、やはり、そういうテーマは直観的に面白かったり、整然としていたりするので、前提知識がなくても面白かったり綺麗なのだと思います。 個人的に嬉しかったのが、立体視の試みをしていたことです。作品がでかすぎてちょっと立体視するのに苦労しましたが、ちゃんと浮かび上がってきました。今では簡単に立体視の絵は作れますが、当時、絵画で試みていたのには驚きました。