クラブワールドカップ前半戦

といってもあとは3位決定戦と決勝戦しか残ってないですけど。 個人的に今回もっとも注目すべき点はJリーグのチームが出場するという点でした。 アジアチャンピオンにならなくても開催国枠が新たに新設されたので、浦和レッズはどっちみち出場できたわけです。(シードの問題はあるけどさ) 今回はアジアチャンピオンになったので、開催国枠はアジア2位のセパハンに譲られたわけですが。 では、Jリーグのチームが出場すると何が変わるのかというと、ホームという点です。つまりサポーターが大勢押し寄せてきます。 今までのトヨタカップはとても静かな試合というのが印象的でした。 去年もそうでしたし、私も含め日本人の不遜な態度に苛つきを覚えました。 そこへネイティブなチームが出場することになるとどうなるのかなと。

先に浦和レッズvsACミラン戦の感想を。 前半はそこそこやれていたと思いますが、後半は絶望とまではいかないまでも結構な差を感じざるを得ませんでした。善戦とは表現しにくいですが、ワールドカップでのブラジル戦ほどの絶望感はなかったと思います。 前向きな表現をすればまだまだJリーグは成長の余地があるってことです。 たらればですけど、ボールをさばけるポンテがいれば。スピードのある田中達也がいれば。 もしかしたらもっと互角ともいえる戦いができたかもしれません。 さて、サポーターの話ですが、さすが浦和レッズのサポーターは期待通りの活躍?をしてくれました。 ACミランに臆することなく容赦なくブーイングを浴びせるし、最後の最後まで声援を送っていました。 この一戦で、ここでこのクラブワールドカップJリーグの目指す方向性についていろいろな可能性がでてきたのではないかなと思います。 ・開催国枠は必要性は? もし今後日本以外でも開催される可能性があるとすれば集客という面でも、関心を持ってもらう面でも必要だと思います。 ・日本人のスタンスは? 決勝戦はおおかたの予想通りとなり、この大会自体まだ欧州vs南米の期待値が高いままです。それまでの試合はまるで練習試合とまではいかないもののエキシビジョンマッチに近いものでした。しかし、開催国枠があることで、たとえば浦和レッズvsACミランの試合は少なくとも今までの試合と違っていました。その理由としてネイティブサポーターの存在があります。会場にいればきっと、海外サッカー通とJリーグサポーターとの温度差がはっきりみてとれたと思います。 つまり、傍観者としての日本人なのか、参加者としての日本人なのかという点が今後のクラブワールドカップ、またJリーグの方向性を決めるとすら考えています。 例えば1つ方向性として、今後も世界で最高の選手たちと試合を見たいという日本人の欲望が多ければ、開催国枠なんてなくして、もっと大陸間との対決色を強くし、静かな試合と見届ければ良いと思うのです。もっと言えば、彼らにとっては欧州vs南米だけでも充分なんじゃないかと思ってしまいます。 その反対に、参加者としての日本を求めるのならば、まずJリーグのレベルをもっと引き上げること。そのためにも開催国枠でもなんでもいいからクラブチームが世界と真剣勝負ができる場を設けること。だと思います。これはワールドカップのモチベーションに近いものだと思います。「世界のサッカーがみれる」というのと同時に「日本が世界にどの程度通じるか」あるいは「世界を驚かせてやる」という気持ちを同時に持つことができます。 私としては後者を望んでいます。そして、何も欧州リーグにいかなくても、アジアまたはJリーグでサッカーすることがステータスになるくらいレベルアップしてほしいのです。 その辺の詳しい理由についてはまた後でしたいと思います。