小説

小論文の構成

指南された時はいろいろなパターンを教わったが自分がハマったパターンは、結局よく言われる「起承転結」のパターンだった。おそらくこれに勝るものはないし、作文や小ではない論文、小説や脚本にも適用できる、よく出来た四字熟語だ。 とはいえ、いきなり起…

映画「思い出のマーニー」

あまり期待していなかったせいか、とはいえ周囲の評判はよかったのですが、その評判通り良い映画でした。やや設定オチの感がありますが、原作は児童文学でしたし、流れに身を任せてみてほどよく涙を誘われたのは好印象でした。 しかしながら、このストーリー…

映画「風立ちぬ」

前評判通り「いい映画」でした。とはいえ賛否両論が分かれるかもしれないなぁというのも正直な印象です。そして不覚にも涙してしまったのも事実です。強いてジャンルに分けるとヒューマンドラマで、ハリウッドでリメイクするならトムハンクスあたりかなぁと…

映画「K-20」

予告編を見て知って、ちょっと見てみたかった映画です。 怪人二十面相をモチーフにした小説の映画版ということで、江戸川乱歩の二十面相は原案という位置づけ。原作は北村想の「怪人二十面相・伝」。これはあとで読んでみたい。 あと注目されているのが「三…

経験の蓄積と表現

結論から言うと何事も経験する事が大切だということです。 最近の風鈴の衝動買いもその一環です。 昔、小説やら脚本を書くときに実際に経験しないと、良い表現はできないと思っていました。 具体的には人の死やら、刺激的な恋愛などを書けずに、空想の世界に…

アガテとエロス

瀬戸内寂聴の小説は読んだことはないけれども 自伝的ドラマを見たり、なんらかの批評を読んだことがある。 そこでアガテ(アガペ)だとかエロスのことを聴いた。 日本語に訳すと アガテは慈愛であって、エロスは性愛だという。 そして、慈愛は無償の愛であり…

ノルウェイの森

先週、仕事である企業さんのイベントのバックアップをしたのですが、 どうやらその時使っていた洋館が小説「ノルウェイの森」の舞台だったらしい。 ぁー、気づかなかった。 考えてみれば描写がぴったりだ。 高台にあって、コンクリートの塀に囲まれていて 今…

図書券

僕は「自由に使っていいよ」と言われたお金を持っている。 でも、そのお金は本しか買えない。 いざ、何を買おうか考えても、本屋をうろついても、何も買えない。 目の前に真っ白な画用紙を広げられて「何でも描いていいよ」と言われた状況に似ている。 僕は…

新作「blueScore」

一人で作れるものって音楽と小説(脚本)と落書きに限られてきたなぁ。 映像とかインスタレーションとかもっと沢山作りたいのに。 新曲です。 blueScore ループの次はどうしようかなぁと、ずっと模索していて。 昔みたいに、形式は無視して(今までも無視し…

人間失格

いや、本を買っただけですよ。 前に読んだ本に太宰治の事が出ていて、そういえば遠い昔に読んだ記憶があったようななかったような。 少し読んでみてやっぱり読んだ事あったようだけど、内容ほとんど覚えてなかったです。 別にきっかけになった訳ではないんで…

私の中の女性

※柄にもなく本なんて読んでしまって、文章を書きたくてたまらなくなり、ネタ帳よりも書き出さないと余計に欲求不満になりそうなので、最近はreviewが多くなると思います。こんな人の悩みなんて読んだって面白くないでせうが(汗 昔、私の書く小説というかス…

インテンシブ第一回公演「最終試験」

たいそうな公演ってわけではないんですけど。 しかも最初で最後の公演でしたし。 いわゆるお笑いのイベントだったんですけど、 深い部分からデザインとかをやらせていただきました。 こんなにイベント事に携わったのは中学校以来だと思います。 んで、写真が…

私とストーリー

私はよほど本が嫌いらしい。人の文章はまず読まないし、よほど構えないと読まないし、読んでも一回では理解できない。そのくせ、文章を書くことは好きで、しかしながら、書いても口述式が多い。まどろっこしい文章は苦手で、書いても誰かの真似である。だか…